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飲み込んだものがのどにつっかえる理由? |
食べ物がつっかえやすいところは? |
食道は、同じ太さの管でなく、入り口と、気管支が交差しているところと、 横隔膜を貫いているところの3か所が、くびれたように細くなっています。
このくびれた部は硬い物が つっかえやすく、また癌などになりやすいところです。 |
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つっかえる理由は? |
食べ物が食道通る時は、かなりふくらみ、食道の筋肉が波のように収縮して胃へおくります。 ところが口の中で唾液を十分にまぜ、柔らかくしてのみこまないと、くびれ部分につっかえ・筋肉の力だけでは送れなくなってしまします。しかし、食道の管は、もっとふくらむ余力をもっているので、水などをのむとつっかえをとることができるのです。 |
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心配事があると胃をやられるわけは? |
胃液の分泌のバランスが狂うわけは |
美味しいものを食べたり、みたり、におったりすると、自律神経が反射的に作用して、胃液の、分泌を促し 食欲をまします。 |
反対に.心配ごとがあったりすると、自律神経の抑制作用がはたらき、胃の壁を胃酸から保護していた粘液の分泌が少なくなってしまいます。すると、胃のかべが、胃液の中の塩酸にとか、 されたり食べ物の中のたんぱく質を分解する役目であるはずのペプシンに消化されてしまいます。 |
こうして胃の壁の組織は焼けただれるのです。胃炎です。 さらに症状が進むと胃の壁がペプシンに消化され崩れてしまうのです。胃潰瘍です。 |
胃の消化運動も、自律神経の影響を強く受け、不快な神経症状では、著しく抑制されます。こうしては急速に悪くなっていくのです。 |
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胃酸が多い人や、少ないひとは? |
胃酸の多い人は? |
胃酸が多いといわれた人の大部分は、胃液の分泌量が多すぎるか、胃の消化物がすべて十二指腸に送られた後もしばらく胃液が分泌するかの何れかです。胃酸が多い人は、胃潰瘍や胃炎を患っている可能性が高く、むねやけ、胃の不快感胃痛吐き気等の症状が現れます。 |
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胃酸の少ない人は? |
胃酸がすくないとか胃酸がないといわれた人は」消化不良や慢性の下痢に悩むことが多くなるそうです。そのわけは、胃で分泌するペプシンという消化酵素は塩酸の助けがないと、たんぱく質の消化ができないからです。未消化のまま少腸に送られ 栄養として吸収されないため腐敗菌の繁殖場となり下痢症状に悩むひともいるそうです。胃酸の多い人は胃液の分泌を増進する香辛料、塩辛いもの、甘い物酸っぱい物、肉、生のくだもの、コーヒ等なるべくとらないほうがいいようです。 |
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十二指腸に潰瘍が出来やすいわけは? |
たんぱく質は分子が大きすぎ 栄養として腸のかべから吸収できないため、胃十二指腸で2段階に分けて、アミノ酸という小さい分子にぶんかいします。 |
第一段階の胃では、ペプシンという消化液がタンパク質を少し小さい物質に分解するのですが、ペプシンは胃内が酸性でないと消化力をだせない性質であるため胃では強い塩酸を分泌しているのです。 |
第二段階の十二指腸は、腸内がアルカリ性であるためペプシンの消化力は0になり、代わってトリプシンという消化液が消化の仕上げをします。このトリプシンは、腸内がアルカリ性でないと消化力を出せない性質であるために、胃の出口の幽門部や、十二 指腸の入り口の付近からはアルカリ性の液を分泌し 胃の酸性を中和し、消化物をアルカリ性にかえているのです。 |
「潰瘍の出来る理由} |
ところが、調節のシステムが狂ってしますと、胃内の消化物は強い酸性のまま十二指腸へ押し出されます。 |
すると胃液のペプシンが活発に消化作用をつづけ、十二指腸の腸壁を消化して溶かしてしまうのです。こうしてできる潰瘍を消化性潰瘍と言われています。 |
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おなかがグーッと鳴るのはどんなとき? |
腹鳴のでやすい原因はなんなの? |
ガスのでやすい食べ物をとるとふくめいはおきやすいですが腸が弱ったときもふくめいはさかんにおこるようになります。 それは、腸の吸収力がおとろえて、消化物はカユ状のまま、先のほうの大腸菌の住んでいるところへ送られ、大腸菌の活躍で腐敗発酵が進んでガスを発生し液状の消化物とガスとが共存してふくめいが起こりやい状況になるからです。 |
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オナラの正体って |
健康な人のオナラのにおいは |
野菜いがいでも繊維を沢山含んでいる食べ物もありますが胃や腸の消化液では繊維を消化できないため、そのまま大腸へ送られます。すると大腸内の細菌が、繊維を腐敗発酵させ、メタンガスや炭酸ガスを発生させます。これがオナラの正体です。健康なときのオナラはあまりくさくないのです。 |
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胃腸が弱い人のオナラのにおいは? とてもくさい? |
胃や腸で消化されなかったたんぱく質は小腸で吸収されず大腸に送られ腐敗発酵します。するとたんぱく質が分解して腐った卵のような臭いのガスを発生させ、またある物質はインドール、スカトールという強い悪臭を出す物質に分解します。 胃腸の弱い人のオナラはこの悪臭の成分が、健康な人よりずっと多いためとてもくさいのです。オナラがくさいのは胃や腸が弱っている証拠だよ。 |
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便秘について |
便秘の解消の決めては食物繊維 |
たかが便秘?されど便秘便秘になると腸内の細菌が正常な働きをしなくなり大腸癌の原因にもなります。 |
便秘解消のきめてはなんといっても食物繊維。 繊維が水分を吸収して便を柔らかく量をふやして、排泄しやすくしてくれます。 |
まず、胃から小腸に送りこまれた液状の食べ物のカスは、大腸で腸内細菌によって分解されます。 |
さらに水分が吸収されて泥状になり、大腸へ。 |
大腸を通過すると、その先はs状結腸へ。 |
ここは半固形状の便が、一定量たまると、一気に直腸に送り込まれます。 |
直腸は便の最終駅。便意が脳に伝わり指令が出て、肛門反射により便が外にでます。 |
女性と便秘の気になる関係女性に便秘はつきもの。これは男性より腹筋が弱い事も一因だそうです。その他、排便を我慢しがちであったり、ダイエットしいそしんだり生理や妊娠に関係するホルモンが腸の働きを悪くすることなども原因になっているようです。若い女性ばかりでなく、便秘は高齢になるほど多いです。年をとると消化機能が低下するだけでなく、食事量全体がすくなくなります。食事量の不足は、間食に豆類芋類果物をとって補いましょう。規則正しい食事と食物繊維が、便秘を追放 |
規則正しくたべてこそ |
規則正しい排便を望むなら、まず毎日の食事から規則正しく。 特に朝食は必ずとりたいものです。胃に食べ物が入ると腸が刺激されて動き出し、スムーズな排便につながります。 |
水分を十分に |
水分を十分に取る事も快便につながります。日中水分不足にならないように又、朝起きがけにコップ一杯の冷水を飲むことも腸を刺激して排便への合図となります。 |
食物繊維が決めてです |
食物繊維は水分を吸収して便を柔らかくし、便の量を増やしてくれます。スムーズな排便には、それなりの量が必要食物繊維の多い野菜や海藻類をたっぷりととりましょう。 |
適度な油を |
油は腸での潤滑油となり、便をでやすくしてくれます。ダイエットのための油抜きの食事が、便秘につながっていることもあるようです。適量の油のとることをお忘れなき用に。 |
酸味や香辛料で腸に刺激を |
酸味のある食べ物香辛料を使った食品も腸に刺激を与え、適量のアルコールは腸の刺激になり便通をよくしてくれます。 |